文字がきれいなのには心から憧れるけれど、そう簡単にきれいにならないだろうと思っている人もいれば、
今は多忙で文字をきれいに書くために練習をする時間はないと思っている人もいるでしょう。
しかし、自分の名前位はちょっときれいに書く練習ならば楽しんで始められるのではないでしょうか。
何と言っても、これから生活していく中で、最も書く事が機会が多いと思われるのが自分の名前です。まずはこれをきれいに書ければ、かなり自分のイメージアップが出来そうですし、生涯に渡って役に立つでしょう。
では自分の名前をどうやったらきれいに書けるのかという事ですが、適当な見本があるのが一番でしょう。
例えば、もしも、自分の周囲に自分が好きな感じの文字を書く人がいたら、その人に自分の名前をちょっとした紙に書いて貰うように頼んでみましょう。
ちなみに、自分の前で書いて貰えれば、尚良いです。その人の文字の書き方を見て、何か文字を上手く書く方法を発見出来るかもしれません。
「てん」を打つ時の、手の動きとか速さとかを見ていると、何か参考になる事があるかもしれません。
そして、後は自分で暇な時にその見本を見て練習してみましょう。始めはなるべく似せて書いてみたら良いでしょう。
書きながら、自分との違いを感じ取りましょう。自分ならば、「はね」の向きはもっと角度が大きいとか小さいとか、そのような事をよくチェックしながら書いてみましょう。
その後、慣れたらまた別の人に見本を書いて貰っても面白いでしょう。字がきれいな人も、それぞれ個性があります。
一文字だけを抜き出して見るとあまりきれいじゃないのに、トータルでその人の書いた文字などを見ると、きれいにみえるという事も多いです。
そして、見本を見ながら何十回も自分の名前を書いているうちに、自分の好みを取り入れてみたいと思ったら、迷わずに取り入れてみたらよいのです。
そうやっているうちに、何となく自分らしいきれいな文字が出来てくるものです。
更に、名前ですからちょっと凝ってみるのも面白いものです。普段も使えるちょっと洒落たサインのような自分の名前の書き方を追及してみるのも楽しいです。
何と言っても、自分の名前は今後も書く機会はたくさんあるのです。ですから、練習は無駄になる事はありません。
そして、自分の名前をきれいに書く練習をする事で、似たような字、同じへんやつくりを持つ文字の書き方がいつの間にか上手になっていたりもするものです。これは思いもかけないプレゼントでしょう。
文字をきれいに書く練習はまずは自分の名前から始めてみるのも面白いでしょう。